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キャリアコンサルタント学習ノート

キャリアコンサルタントの学習記録

中年の危機の襲来に備えて

カール・グスタフユングが人生の正午と呼び、その頃にはひとはそれまでの人生を顧みて、来し方の意味を問いたい衝動に襲われるのだと言われています。

人生の正午とは、現在ではちょうど40歳を指すようですが、このミッドライフクライシスは、ある研究者によれば、ユング自身が経験したものでもあり、フロイトもまた、その時期をくぐり抜けたようです。


中年の危機は、広く見られるものと思われます。身体がそれまでのようには動かなくなる時期が、だいたい40歳あたりといえばわかりやすいかもしれません。徹夜ができなくなったり、階段で息切れしたり、視力の衰えや肩こり、腰痛がひどいなど、身体面の変化に戸惑いを感じるものです。

また、職場でも同期とのポジションの差が見られる、子どもの成長に応じ家族のなかでの関係性に違いが出てきたり、親の生活や身体に変化が出てくるとか。

このような身体的、社会的な変化は、心理面にも影響しないことはありません。ただ、こうした中年の危機と言われる身体的、社会的、心理的な変化は個人差が大きいと思われます。実際、その変化の現れ方はそれぞれ違うのではないかと思います。したがって、危機に備えるといっても、その備え方はひとによって異なるのでしょう。影響が軽いひともいれば、重苦しく耐えかねるというひともいるのでしょう。場合によっては重度の障害をきたすひともいるでしょう。何事もなく、あっけらかんと過ごすひともいるでしょう。


結論としては40歳前後は気をつけておいた方が良いということです。しかし、何を気をつければいいのでしょう? 


それを知る方法の1つが、心理学を学ぶということではないかなあと考えます。心理学を学ぶことで、自分の中年の危機への対処法が見つかるかもしれない、と期待できるのです。言わずとも、中年の危機は心理的なものだからです。いろいろなアプローチを心理学が教えてくれます。


たとえば、発達心理学。ひとには発達段階に応じどのような発達課題があるのか、それを自分に当てはめてみる。

あるいは社会心理学。対人関係において、自分の態度や行動を点検してみる。

そのほかにも、いろいろな理論や研究がありますので、一度、心理学の教科書を開いてみてはいかがでしょうか?