キャリアコンサルタント学習ノート

キャリアコンサルタントの学習記録

2017-10-01から1ヶ月間の記事一覧

キャリコン受験に役立つアドラー心理学

前回、ご紹介した向後先生の本は、アドラー心理学の全体像をワークを通しながら学ぶことができるようになっています。共同体感覚や劣等感などの概念も、体感しながら学べるという点が、特に、アドラー初めてという方におススメしたい理由です。 キャリコン受…

キャリアコンサルタントのためのアドラー心理学

アドラーと経験代謝について、記事を書いていました。http://amq87-coaching.hatenadiary.jp/entry/2017/03/25/経験代謝とアドラー心理学最近もJCDAのキャリアカウンセリングとは何かというレポートを読んでいて、これはアドラーの劣等感に重なるなと感じま…

経験代謝について 持論アプローチ

立野会長の著書をよんでいると、「あれ?」と感じるところがいくつかあります。たとえば、伝え返し。よく、カウンセリングの指導で受講生にトレーニングさせているという指摘があり、経験代謝ではやらないというふうに読める。他にもいくつかあるのですが、…

経験代謝について で、どうすればよい?

かつて、河合隼雄がロジャーズの必要十分条件について、これだけではどうすればいいのかわからないと書いている。受容、共感、一致はたしかにそのとおりなのだが、では、どうすればそれらができるのかについてはなにもロジャーズは言っていない。経験代謝に…

経験代謝について メカニズムと条件

経験代謝は、まず、技法ではありません。それはキャリアカウンセリングによって生起すると想定される相談者の心的過程です。また、その組み上げられてきた研究過程を確認すると、数多のキャリア理論やカウンセリング理論をキャリアカウンセリングの実践を積…

経験代謝について 経験の客観視

経験代謝がわかりにくいのは、経験の客観視という点だと思います。私はここがなかなか理解できません。経験の再現を促すことにより、相談者が経験を語っていくなかで、キャリアコンサルタントは相談者の自己概念の影を捉えて、それを返してあげることで、相…

経験代謝について

先日のピアトレの反省もあり、あらためて経験代謝の復習のため、JCDAの「キャリアカウンセリングとは何か」を読んでいます。一点、気になったのは、社会と経験という言葉の意味。このレポートでは、これらの言葉はほぼ同じ意味で使われていると思います。そ…

河合隼雄の3C

河合隼雄、村上春樹の対談録に、河合隼雄先生が3つのCを紹介されています。コンプレックス、コンセントレーション、コミットメント。コンプレックスは情緒的な次元で、いろいろな感情や思いががんじがらめになっている状態。コンセントレーションは、意識と…

第5回のキャリアコンサルタント試験結果

第5回キャリアコンサルタント試験の結果が発表されましたね。第4回の学科より合格率は戻りましたね。ただ、第3回までの60%までは戻らなかった。受験生は、第4回を踏まえての対策を取っているはずですから、学科は難しくなりつつあるんでしょうね。一方、…