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キャリアコンサルタント学習ノート

キャリアコンサルタントの学習記録

アドラーのライフスタイル

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向後先生の本には、ライフスタイル診断のシートがついていて、自分のライフスタイルが確認できるようになっています。


以前、やったときは「安楽でいたい」。今やったら、「優秀でありたい」に変わった。


受動的から能動的に変化した。


四つのライフスタイルに優劣はないと言われる。それと、この四つは、性格のタイプを示しているのでもない。アドラー心理学では、ひとはそれぞれ皆異なると考える。それぞれ違うので、タイプ分けのような分類はできない。

なので、この四つのライフスタイルは、それぞれ異なるひとの生き方を座標としてプロットするためのものではないか?いわば、個人のライフスタイルの傾向を把握するためのものであり、かつ、その座標は一点から動かないわけではない。

パーソナリティ心理学においても、ひとはいくつかの顔を持っていることが指摘されている。職場で、上司にへこへこしながら、部下には傍若無人に振る舞う中間管理職。あるいは、学校では目立たないのに、家では我が儘に振る舞う中学生。昼間は地味な事務員が、夜はキャバクラで人気者、とか。

極端な例ではあるが、ただ複数の顔を持つことは、むしろ、健康なことだと思う。昼間は職場でストレスを感じながら仕事をしつつ、夜の飲み会ではやたら元気な若者。彼はそうすることで自身のこころのバランスを保っているのだ。ただ、それがストレスをもたらす原因の解消にはつながらない。なので、彼は毎日、ストレスを感じながら仕事をし続ける。

そのようにイメージを膨らませていくと、四つのライフスタイルの座標を、私たちは、ふだん、たえず移動しているように思われる。

とすると、わたしはどんなときリーダーでありたいと感じるのか?どんなとき安楽でいたいと思うのか?好かれたい、優秀でありたいと思うのか?といった質問を自分に投げかけることもできる。


冒頭に書いた、ライフスタイル診断シートを使うと、それがよくわかる。おそらくだれがやっても偏りは見られるのだろう。その偏りはそのひとのライフスタイルの傾向を示している。しかし、その傾向は将来変わることは否定されていない。

確かに、あまり動かないということはあるのだろう。アドラーは、ライフスタイルは人格の原型によって形成されるという。人格の原型は幼少期に形成され、ひとの発達とともに信念を生み、ライフスタイルとなる。現在の私のライフスタイルには、このような前史がある。







アドラー“実践

アドラー“実践"講義 幸せに生きる (知の扉)