キャリアコンサルティングとロジャーズ
カウンセラーとしての基本的態度としてロジャーズの中核条件があげられることが多く、それはキャリアコンサルタントも例外ではありません。
ただ、これがかえってキャリコン志望者を悩ませているのではないかと感じます。
私自身、それで、なんか宙ぶらりんな状態でした。
「パーソンセンタードカウンセリングの実際」を読むと、その宙ぶらりんとなる理由がよくよくわかってくるような気がします。
ロジャーズの言っていることはそんな簡単なことではないと言うのがよくわかります。
ある意味、自分以外には、何も持たないということではないだろうか?そんな気がします。
数あるカウンセリングのなかでも、ロジャーズは最も習得が難しい。

パーソンセンタード・カウンセリングの実際―ロジャーズのアプローチの新たな展開
- 作者: デイブメァーンズ,Dave Mearns,岡村達也,上嶋洋一,諸富祥彦,林幸子,山科聖加留
- 出版社/メーカー: コスモスライブラリー
- 発売日: 2000/05
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログ (1件) を見る