第5回の学科試験を解いてみました
今日、8月28日、試験機関に第5回の学科試験、論述試験がアップされていたので、回答してみました。
結果、37問正答。
実際解いてみての所感ですが、第4回と大きく、各分野の比率が変わったわけではないと思いました。
ただし、前回のように疑問符のつく正答はほぼありませんでした。
サビカス、キャリアアンカー、メンタルヘルスが複数問、出題されてましたね。
国分先生が引き続き、出題されていましたね。
あと、厚労省の睡眠に関する指針は、ちょっとびっくり。
確かに、健康分野で睡眠はわりとホットな話題ですが。
厚労省の労働経済、文科省のキャリア教育に関する資料の読み込みは必須ですね、
また、キャリアコンサルティングのプロセスについては、やや難しくなったという印象を受けました。
論述は、JCDAの問題は見てみました。
出題傾向に大きな変化は見当たりません。
ただ、問3、問4は、どう書いたものか、悩みますね。
逐語の最後、クライエントのセリフをどのように考えるか?
自問自答してますね。
Ⅰは明らかに転職に絞り込んだ応答ですが、Ⅱは自己概念について自問自答を促す応答になっています。
異動という事実をクライエントが受け止めきれていない。そこに問3、問4の回答の手がかりがありそうですね。
クライエントの第一声は転職ですけど、それはクライエントのほんとうの問題ではないように思われます。
むしろ、クライエントが自分が目指していたところから外れてしまった、海外異動が果たされず、国内異動の内示を受けた。それがクライエントにとっては受け止めきれていない。
ただ、逐語の最後で、クライエントは自分に対して、自問自答しています。ここをどのようにキャリアコンサルタントとして考えるか?
それによって、今後の展開は変わってきますね。
私なら、一度、これまでの話を要約し、クライエントの来談目的を再度確認します。
その上で、あらためて今回の内示がクライエントの今後のキャリアにとっての意味について考えてもらえるように進めます。
逐語だとよくわかりませんが、このクライエントは結構、テンション高く、部屋にはいってきたんじゃないかなあ、という気がします。キャリアコンサルタントと話すうちに、だんだん冷静さを取り戻していった、そんな感じがします。