キャリアコンサルタント学習ノート

キャリアコンサルタントの学習記録

就労支援の現場

キャリアコンサルタントの勉強会に参加してきました。

私以外の参加者の方は就労支援の現場に立たれている方たちなので、ふだん、まったく違う仕事をしている私にとってはとても学びの多い機会です。

4回ほど参加させていただいているのですが、いつもたくさんの刺激をいただいています。


人事に近い業界で仕事をして、自分自身マネジメントの立場であり、また、私自身もキャリアコンサルタントでもあるため、率直に質問したり、発言したりはさせていただいていますが、やはり、現場の方の生のお話は、とても興味深いです。


お話を聞いていて今日つくづく感じたのは、対人支援の個別性。相談に来られる方は一人ひとり違うということ。そこに皆さん、心血注いでいるのだということ。

ラポール、信頼形成、共感は共通する要素ではあるけれど、その展開の仕方は参加者の方々、お一人お一人異なるし、また、同じ人でも相談に来られる方によって異なるアプローチをされています。

そこには、現場で磨かれた肌感が大きく働いているのだろうなと思います。経験の積み重ねで、作り上げられてきたんだろうな。


お話を聞きながら、自分の経験や知識と結びつきを見つけられた瞬間を感じることも多く、知識に拡がりを感じたときは嬉しいですね。


立場も仕事も経験も考えも違いながら、ある種、受容されている雰囲気がそこにはあり、相互に刺激されながら、お互いの話に関心が広がっていく。それは楽しい時間です。


それにしても、キャリアコンサルタントとして食っていくのは、現実、厳しいのだなあ。

この状況を変えていくために、何ができるのかもキャリアコンサルタントにとっては重要なテーマだとつくづく思います。