キャリアコンサルタント学習ノート

キャリアコンサルタントの学習記録

持たない幸福論について

身の丈に合うというのはどういうことなのでしょうか?

持たない幸福論」という本を読みながら、著者の無理をしない、物事に執着しない生き方には、正直、違和感を感じます。

ただ、その違和感は、私の方が何かに囚われているからこその感覚ではないかと考えさせられるようなものです。

私も、本来は、日がな寝て過ごしいたいと思う人間です。しかし、著者のように、モノは捨てられないし、毎日満員の通勤電車に揺られながら会社に通い続けています。それが分相応だと思ってきました。

働いて、家族と過ごして、というのをあたりまえとしてきました。

年功序列や終身雇用を信じているわけではありませんが、会社を離れ、著者のような生き方を選択することには、自分にはできないと感じます。


なぜそう感じるのか?


ほんとうに身の丈にあった生き方なのか?


この本を読んでいると、こうしたラディカルな問いを突きつけられている気がします。

こうした問いは、そのまま、キャリアとは何かという問いにもつながるものではないかと思います。


あらためて、生き方、働き方の多様性を感じさせられます。