キャリアコンサルタント学習ノート

キャリアコンサルタントの学習記録

ナラティブ キャリアカウンセリングを読む

ナラティブ・キャリアカウンセリング――「語り」が未来を創る

ナラティブ・キャリアカウンセリング――「語り」が未来を創る


予約していた本が今日、届いたのでさっそく読んでみました。

脱字が多い。

というのはさておき。

第1章まで、ざっと目を通しました。
キャリアカウンセリングは未来のデザインであり、そこが他のカウンセリングとの違いだという指摘は、ちょっと納得しがたいところがあると感じた。
あと、ホランドやウィリアムソンといったキャリア論者だけでなく、バンデューラやチクセントミハイなど、社会心理学者や産業組織心理学者の名前が引用されているのは、キャリアを考えるうえでヒントになると思った。
ナラティブの理論的背景には表立って社会構成主義をあげられることが多いし、この本でもそうなのだが、この本の中でも、アドラーはやはり取り上げられている。
キャリアコンサルタントの教科書には、アドラーの解説はないんだが、サビカスもコクランも、アドラーを理論的な縁としていることをこの本でも確認した。

第2章以降はキャリアカウンセリングの具体論にはいっていくようなので、楽しみです。