アドラー心理学の全体像
アドラー心理学は、「個人心理学」とも呼ばれている。ただし、この「個人」は元の言葉に戻らないと意味がつたわらないため、よくコメントがつけられる。個人とは、individual、分割できない統一体という意味だと強調される。
図の引用は、「コーチングの背景理論:アドラー心理学と人間性心理学」(コーチング心理学概論)からの引用。
この図のポイントはマイナスからプラスへと向かう矢印である。
この矢印が示しているのは、昨日より今日、今日より明日とより自分自身を高めていこうとする目的を示している。
さらに、その目的は行動によって実現されていくことを表している。
アドラー心理学は、ひとは目的を持ち行動し、よりよくなろうとするという考えを基本にしていることを、この図はシンプルに示している。
- 作者: 西垣悦代,堀正,原口佳典
- 出版社/メーカー: ナカニシヤ出版
- 発売日: 2015/09/20
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログを見る