キャリアコンサルタント学習ノート

キャリアコンサルタントの学習記録

キャリアコンサルタントというなりわい

この頃、勤務先の仕事に追われているのですが、今日は久々に、キャリアコンサルタントの先輩方との集まりに参加してきました。

何年もキャリアコンサルタントをやってこられた方のお話を聴くだけでも、相当な勉強になり、刺激を受けます。


私自身は、ふだんキャリアコンサルタントとしての仕事をやっていないのですが、実際活躍されている方々のお話は、自分がふだん感じていることや学んできたこととは異なる発想があったり、そんなこともあるのかと、気づきや学びが多い。ただ、問題意識として共有されていることもあります。


たとえば、キャリアコンサルタントの世間的な評価。

この評価は収入にも大きく関わっているのですが、総じてキャリアコンサルタントの収入はそれほど高いわけではない。私自身、資格も取り、キャリアコンサルタントとして仕事をしたいと考えてはいますが、会社を辞めてキャリアコンサルタントを始めるふんぎりはつきません。キャリアコンサルタントだけで食える収入を得るのはなかなか難しい。今の会社勤めより収入は相当減ります。家族もいて、子どもの教育費もまだまだかかる時期に、いちおう安定した収入がもらえている状況を変える気にはならない。


キャリアコンサルタントというと、どんなイメージを持たれているでしょう?


私の勝手なイメージでは、女性の方のほうが多いか、若しくは50代以上で他の職業から転身されてきた男性の方が目立つ気がします。それは現実的に、キャリアコンサルタントでは生活を立てることが難しいからです。


キャリアコンサルタントというと、ハローワークや大学などの就職支援、あるいは民間の転職支援などで働いてる認識が強く、そこで求められているのは、求職者と企業とのマッチングです。キャリアコンサルタントとして仕事をするとなると、やはり、就職支援を行う機関で働くというイメージが強い。ただ、そこでの労働対価では、子どもを大学まで卒業させて、住宅ローンも返し終えてというライフプランは成り立たない。


今日、先輩方の話のなかで、キャリアコンサルタントには自営業の経験が必要と指摘された方がいました。確かに、自分の仕事を自分で作るという意気込みがないと、キャリアコンサルタントとして食べていくのはムリだろうと感じます。ただ、自分の仕事は自分で作るというとは、会社勤めをしていても同じだと自分の中では感じてはいるのですが。


会社勤めをしている間に、キャリアコンサルタントとして仕事をしていくための準備をしたいとは前から思っていて、会社に副業の許可ももらってはいるものの、未だに何も準備ができていない。キャリアコンサルタントとして何がしたいか、何ができるかをもっとアピールしてかないといけない。今日の話にも出てきたこの言葉を真剣に受け止めないといけない。そう感じました