キャリアコンサルタント学習ノート

キャリアコンサルタントの学習記録

キャリアコンサルタント試験合格体験記(8)試験当日のこと

キャリアコンサルタント試験は、学科と実技の論述、実技の面接と分けて行われますね。


申し込んだ試験機関によって会場も異なり、また、実技の面接は同じ試験機関でも、分散して行われます。

面接は2日ありますが、順番は生年月日順という、うわさをきいたことがあります。私は2日目の午後だったので、妙に納得できました。


試験会場は事前に場所は確認しておくのがベストです。

特に、実技面接は貸し会議室で行われるので、経路の確認は必須。

また、なるべく、余裕をもって家を出て、会場には早めに着くのがいいと思います。

近くの喫茶店でお茶するくらいの感覚がベスト。


試験会場は、キャリコンに限らずですが、緊張感でいっぱいです。その雰囲気に飲まれないようにしましょう。

隣の受験生は、今までみたことないような本、資料に目を通しているかもしれません。

まったく焦る必要はありません。

ひょっとして、めちゃくちゃその人のほうが焦ってるかもしれません。特に会場の雰囲気に飲まれないやすいひとはご注意。


試験会場に着き、自席を確認したら、私はます、トイレの場所を確認して、済ませておいてから、席に着くことにしています。

心を落ち着かせるために、目をつぶり、1〜2分、何も考えないようにします。とはいえ、いろんなことが思い浮かんだり、感じたりします。何か出てきたら、「雑念、雑念」と心で唱えます。浮かんできたことが消えるまで唱えます。すると、雑念は消えていきます。


「さっきの資料って、〇〇って書いてたけどそんな資料もらってないなあ」

とか、

「あのひと、木村本よんでたなあ」

とか、

「あれ、ローって、なんだったっけ?」

「試験官、緊張してるな。大丈夫かな」


そんな心で思い浮かんできたことは、一切、「雑念」と唱え、片付けてしまいます。


雑念が消えるまで。


このやり方はマインドフルネスのひとつなのですが、これが不思議と心を落ち着かせるのに効くのです。一度、お試しを。


学科は選択問題なので、知ってる問題をバァッと片付けます。そのあと、飛ばした問題を解きます。そのなかでも、時間がかかりそうな問題は飛ばします。最後に時間がかかりそうな問題を解きます。

解くときは問題用紙に印をつけ、あとで、マークシートを塗りつぶします。


マークシートの解き方は、大学受験からずっとこのやり方をしています。

時間配分には気をつけましょう。

マークシートが塗りきれなかったというのは泣くに泣けない。

なので、知ってる問題は極力時間をかけず、解くようにします。

ここで、問題をひととおり読んで、これは時間がかかるか、かからないかの見極めが大切になります。

試験は際限なく時間があるわけではないということは肝に命じておきましょう。効率的に解いていったほうが良いのです。


選択問題は、そこに正解が示されているのです。なので、極端な話、知らなくても正解を出せることもあると思って臨みましょう。

知ってる問題は確実に取る。知らなくても、正解に近いと思われるものを選ぶ。


今回、私が焦ったのは知ってる問題が、事前に予想していたよりも少なかったことでした。ひととおり解答したあと、時間があったので、正解と思われる数を数えると、あれっ、合格点に達していなかったのです。

それから、再度、知らなくて解答した問題を見直しました。あれこれ考え直して、解答し直しました。


学科のほうはそんな感じ。


午後の論述は余裕がありました。

出題形式も予想どおり。

何を書けばいいかは決めていたので。

論述の解答作成はあらためて別に書きます。

書き方と言葉を間違えなければ、論述は8割取れます。


一週間後が実技面接。

予定より1時間早く行き、会場を確認して、喫茶店で、前回紹介したスカイプ塾の資料に目を通しました。どんなクライエントが来ても、クライエントの味方という気持ちを忘れない、来談目的は忘れない、名前を心に刻む。促す、聴く、伝え返す。


実技が終わり、会場を後にしたときには、気分がすっと楽になりました。


試験官がストップをかけるまで、クライエントの話を続けられた。口頭試問で、変化球の質問が来たけれど、それもうまく答えられた。


やるだけやった。


あとは、結果を待つだけです。


気になっていたのは、学科で、また、解答の修正が出るのかなという点。


今回、学科は一度出された解答がひっ込められて、何ヶ所か修正されたのです。


一応、点数は今の解答だとクリアしてるはずたけれど、学科が心配でした。