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キャリアコンサルタント学習ノート

キャリアコンサルタントの学習記録

マイクロカウンセリング メモ

マイクロカウンセリングは、大学でのスクーリング、キャリアコンサルタントのカウンセリング入門、応用実習と計3回学ぶ機会を経験。技法体系として確立されているので学ぶ内容は同じ。ただし、それぞれの回にそれぞれの学びがあったと実感している。

マイクロカウンセリングはカウンセラーのトレーニングとして考案され、考え方と共に体験学習を重視している。それぞれのロープレでは、相手も違い場所も違う。一期一会での学びがある。それと、自分自身にも変化があることに気づく。

最初、学んだときは質問技法がクライアントへのアプローチとして非常に大事だなと思い、質問のレパートリーを増やしたいと感じた。効果的な質問はクライエントの気づきを促すので、一人ひとりのクライエントの語りに応じたカウンセリングをしていくには質問技法に習熟することが重要だと考えていたからだ。

現在では、質問技法にはあまりこだわらなくなった。

それよりも、かかわり行動により注意するようになった。視線の合わせ方、言語的追跡、身体言語への注目、声の調子といった点で、クライエントや私自身の動きに注意するようになった。

最近、ロープレで、「クライエント役が多く話してくれるので助かった」というセリフをよく耳にする。これって、どうなんだろうとどことなく違和感を感じる。

同じ時間、同じ場所、同じメンバーで顔を合わせ、何回かロープレをやっていると、親密さが生じてくる。そうすると初対面の時よりは警戒心も薄れ、より自己開示が進んでいく。とするとクライエント役のセリフが増えるのは当然の流れであり、だから助かった、助からないということは、ロープレの目的とはちょっと違うような気がする。一方で、クライエント役に回った時、安心できる雰囲気で自己開示が進んでいくことで自己理解が進むという面はある。カウンセリングを学ぶという点では、このようにクライエント役となった時のメリットはある。だが、キャリアコンサルタント役を行う場合にはそれとは違う。キャリアコンサルタントとしてのクライエントに対面した時のかかわり方に注意するべきだろう。

人によって、語る内容も、語り方も違う。なので、質問や言い換え、要約、明確化、励ましなどの技法は、クライエントによって柔軟に使う頻度は異なるはずである。どのようなクライエントの場合、どの技法を使うことが多いのか、また、どこまでクライエントの話に関心を寄せられているか、自分を観察する。と同時に自分のかかわり行動に注意する。クライエントがキャリアコンサルタントの好意的関心を感じ取っているとすれば、それはかかわり行動として表現されているはずである。技法もかかわり行動として生じてくるのだ。