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キャリアコンサルタント学習ノート

キャリアコンサルタントの学習記録

信頼関係を構築することはカウンセラーが責任を持って行う役割

カウンセリングにおいて、信頼関係はその土台となるものであり、効果的な支援のために不可欠な条件。だが、それだけでは十分ではない。

カウンセリングの非日常性は、周囲には開示できなかったり、開示しづらいことをアカの他人に話すということと始まりがあり終わりがあるという契約関係に求められる。

ふつう、会ったこともない他人に、自分のことを相談することはありえない。だが、カウンセラーとクライアントという役割関係のなかでは、家族にも友人にも話さないことが話題になる。クライアントがこのひとになら話そうという気にさせる、そういう雰囲気づくりがカウンセラーの役割である。クライアントが信頼感と安心感を抱き自分の話を進めるための場づくりにカウンセラーは注力する必要がある。そのための手段が傾聴であり、その目的はクライアントとの信頼関係の構築と維持である。

また、カウンセリングの目的がクライアントの自己成長にあり、その支援がカウンセラーの仕事だが、カウンセラーがクライアントの役に立つためには、クライアントの語りが十分に展開される必要がある。問題は何か、それは何が問題なのか、クライアントがカウンセラーに期待していることは何かを、カウンセラーが理解する必要がある。クライアントが話さない限りは、カウンセラーは手の施しようがない。繰り返しになるが、クライアントが語るためには、カウンセラーに対して信頼感、安心感をクライアントが感じている必要がある。

信頼関係は不可欠な条件ではあるものの十分条件ではないという理由は、それだけではカウンセリングの目的が果たせないからだ。