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キャリアコンサルタント学習ノート

キャリアコンサルタントの学習記録

キャリアコンサルタントのカウンセリングって

現在の受講先を決める際、営業担当から、

「カウンセリングの実習は来談者中心療法ですから」と聞いていて、しばらく頭に引っかかりがあった。

そこで、機会があったので、キャリアコンサルタントの先輩にたずねてみた。

「ロジャーズのいう、受容、共感的理解、自己一致は大事だと思うのですが、それだけでキャリアコンサルタントは務まるもんなんですか?」

即答だった。

「つとまりません」

キャリアコンサルタントもひとの成長に関わることは確かだが、キャリアの問題は具体的な解決が求められるものだろう、と思う。もちろん、クライアントとのかかわりにおいて、安心して自己開示ができる場を設定することは何はさておき求められるものであり、その点でロジャーズが提唱するところは非常に重要だ。ケースによってはそのようなクライアントを受け止めるというかかわりで十分なこともあるだろう。

ただし、キャリアというテーマで具体的な解決が求められるケースにおいて、キャリアコンサルタントは情報提供もするし、自己開示もし、指示をすることもあるだろう。でないと、クライアントから疑問を持たれてしまうのではないか。先の先輩の言葉は私が感じていたモヤモヤをサッパリ切り離してくれた。


その方は、精神疾患を持った方の就業支援をされているとのことだったが、自ら、雇用先へ就職を頼みに行くこともあるらしい。そうした雇用先の開拓も自分の仕事なのだという。キャリアコンサルタント以外にも、精神保健福祉士としても活躍されている。

クライアントの問題解決のために、今、自分ができることをやればいい、行動を理論で縛ってはいけない、と言っていたのは河合隼雄だ。

この先輩は、まさに河合先生の言葉通りだと感じた。