アドラーとポジティブ心理学
http://kogo.hatenablog.com/entry/2016/11/22/111240
早稲田大学の向後先生が、アドラー心理学と主観的幸福感の関連についてアップされています。
健康心理学会で、たぶん、ポスター発表されたんじゃないかと思います。
主観的幸福感は、ポジティブ心理学の重要なテーマで、アドラー心理学のライフタスクとの関連が実証結果として示されていることは、非常に興味深い。
また、パートナーが空気のような存在として示唆されているというのも面白い。
共同体感覚は、アドラー心理学の中でも、なかなか、理解しづらい概念だと思います。直感的にはわかったようなつもりではあるけど、では具体的にどうすればいいのかについては、なかなか納得できる説明は少ないと感じています。
上記の研究では、social interest とあえて、日本語には訳されていません。が、主観的幸福感という補助線をあてることによって、少しは自分のなかでは鮮明になった気がします。
フレドリクソンの拡張形成理論も共同体感覚と関連がありそうな感じがする。
感情はラセン的に波及していくんだけど、ポジティブ感情が周囲に拡がっていくプロセスは、上記の研究に示されている、自己受容、所属、信頼、貢献とも関連しているんじゃないかなあ。誰か調べてないかな。
ご存知の方がいらっしゃれば、情報提供ください。