カウンセラーの自己理解
カウンセラーの学習をしていくにあたり、忘れないようにしたい。
出典は、平木典子、カウンセリングの話。
カウンセリングの学習方法として、みずからもカウンセリングを受けることが指摘されている。それは、カウンセラーがこころに葛藤を抱えていると、クライエントと向き合えないからだ。
カウンセラーは自身を理解している範囲で、クライエントを理解できる、とも言われる。
カウンセラーにとって自己理解は必須のものなのだろう。
もちろん、カウンセリングを受けることだけが、自己理解の手段ではない。それに、自己も変化し続けるでしょ?これは、生涯、行うもの、と考えられる。
自己理解は、また、自分が対人援助の場面で、『できること』『できないこと』を把握すること。
ただし、できることは周囲への働きかけも含めて把握しておきたい。