2017-01-05から1日間の記事一覧
「キャリアの心理学」によれば、ホランドを特性因子論に数えることは間違いで、何よりカウンセリングの有用性を高めることにホランドの関心はあったようだ。開発されたアセスメントもカウンセリングに役立つかどうかに心を砕いていた。環境と相互作用するこ…
ホランドタイプには順番がある。教科書はEから始まることが多いが、これだと覚えにくい。なので、Rから書き始めて、RIASEC、りあせっく、と読む。ホランドタイプはパーソナリティの類型論であると同時に、環境の特徴を表現するものでもある。VPIやCPSJといっ…
第2回の学科試験で出題。でも、教科書では見たことないぞと思っていたところ、木村周先生の「理論と実際」にあった。ぱっと見、コーチングではないかと感じた。キャリアコンサルティング 理論と実際 4訂版作者: 木村周出版社/メーカー: 雇用問題研究会発売日…
人と職業とのマッチングという発想は、パーソンズ以来、現在まで強い影響をもつ。量的アセスメントを駆使し、科学的、論理的にカウンセリングを進めていくアプローチである。
カーカフのヘルピングでは、カウンセラーはヘルパー、クライアントはヘルピー、と呼ぶ。ヘルピーの内面的成長を目的に掲げ、ヘルピーの行動化を目指す。折衷的・統合的アプローチのひとつであるが、マイクロカウンセリングがメタ理論的であるのに対し、ヘル…
ロジャーズは、研修のなかで、カウンセリングの基本として紹介されたが、キャリアコンサルティングのプロセスと来談者中心療法はいろいろと矛盾してないかなとの疑問が消えない。来談者中心療法は、クライアントの自己成長を促進することを中核とするアプロ…