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キャリアコンサルタント学習ノート

キャリアコンサルタントの学習記録

シャインの謙虚なコンサルティング

謙虚なコンサルティング――クライアントにとって「本当の支援」とは何か

謙虚なコンサルティング――クライアントにとって「本当の支援」とは何か


アマゾンで予約していた、シャインの「謙虚なコンサルティング」が届きました。
「ひとを助けるとはどういうことか」、「問いかける技術」に続くものです。
これから読みます。

クライエントへのアプローチ

面談でのクライエント理解として、クライエントの非言語行動を観察することと共に、クライエントの話す内容を観察するのも大事かなぁと思います。
会話の3要素と呼ばれる、【事柄】、【感情】、【計画】を使うと、カウンセリングでの発言は、この3つのどれかにあてはまることになります。この3つはクライエント理解の手がかりになるのでは?

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周囲や出来事の話ばかりで、自分の考えや気持ちを出さない、逆に感情が爆発して話のつじつまが合わない、話の流れはいろいろ想定できるのですが、カウンセラーとしてどのようにアプローチしていくのかは考えどころだろうなと思います。


人を動かす対話って?

精神科医であり、パーソナリティ障害や愛着障害についての著書も多い岡田先生の本を紹介させていただきます。
極めて実用的な対話スキルの本です。
この本では、難解な用語はほぼ出てきません。ロジャーズや解決志向アプローチ、動機づけ面接、認知療法弁証法的行動療法などのサイコセラピーを著者の実務経験によるスクーリニングによりろ過され、凝縮されたエッセンスが新書の形にまとめられています。
この本では、これらのサイコセラピーは、対話技法と呼ばれます。
実際に役立つという点で、これはいいなと感じたのは、進路、就職の悩みや不安、パニック、対人関係、職場の問題などの各問題ごとにどのような対話技法が関連があるかが表形式で示されていることです。読者はこの表から自分が関わる問題や関心によって、どの章に注力して読み進めれば良いかが判断できるようになっています。
とはいえ、各章のアプローチは、キャリアコンサルタント志望者としては、一通り目を通しておいて損はないでしょう。各章に記述されているアプローチを理解し、ホルダーの方の逐語を読むと、意外と、あれ?これって、解決志向?などと感じたり。
第1章は、ロジャーズについて書かれたものですが、とてもわかりやすいです。実用的な意図で書かれているので、実践的なヒントも得られることでしょう。もちろん、これは他の章についてもあてはまることなんですが、むしろ、解決志向アプローチも動機づけ面接もすでにマニュアルにされているってことを考えると、ロジャーズについて実用的に記載することじたいが稀有なことだと思います。
そう考えると、この本でのロジャーズの取り上げ方は、カウンセリング一般での位置づけを正しくトレースしているとも言えるかと思います。つまり、ロジャーズはカウンセリングの全体的な枠組みを構成し、基礎部分として一般に認知されているのと同様、第2章からの対話技法はこの第1章を土台に展開されているんですね。
ということは、解決志向や動機づけ面接で使われるスケーリングクエスチョンも、クライエントにとって有用な問いかけになりうるのは、受容、共感、一致によってクライエントがカウンセラーに対し安心を感じ信頼を寄せていることが前提になっているのですね。他にもミラクルクエスチョンなど、魅惑的な技法がいくつも紹介されているのですが、この本によると、すべて、カウンセラーの基本的態度が整っている上で効果的なアプローチになるのです。
たとえば、クライエントが、今職場の人間関係に悩んでまして、と聞いて、すぐに、朝起きて今あなたの悩みがすっかりなくなっているとしたら何が変わってますかっな質問をカウンセラーがしてもクライエントは戸惑うだけです。クライエントをまず受け止め、存分に話してもらった上で、ミラクルクエスチョンは効果的だというのはそのとおりだと思います。
キャリアコンサルタント志望者として、ロジャーズの基本的態度の重要さに気づくと共に、それを踏まえた上での豊富な応答例は自分の応答の幅を広げるために非常に参考になります。キャリアコンサルタントはクライエントの主訴と問題を把握した上で、目標設定、行動計画、方策の実行支援が仕事ですから。その点で、解決志向も動機づけ面接も是非取り入れていきたいものです。


人を動かす対話術 (PHP新書)

人を動かす対話術 (PHP新書)

論述のキーワード

【相応しくない】

     価値観

     自己判断

     話の流れを変える

     思い込み

     問題解決

【相応しい】

     自己概念

     自問自答

     自己理解

     意思決定

     独特の表現

     キーワード

     自己探索

     経験

     意味

     当事者意識

【技法】

    いいかえ

    感情の反映

【プロセス】

    主訴

    展開

    関心

    信頼関係

    ラポール

    学習

    意図

【解答表現】

    見受けられる

    考えられる

    思われる

    うかがわれる

    可能性がある

    読み取れる


JCDA向け。


逐語録を読む

カウンセリングを学ぶ 第2版―理論・体験・実習

カウンセリングを学ぶ 第2版―理論・体験・実習

論述、面接の学習に逐語録の読み込みは必須だと思っています。

応用実習でも逐語録は作成しましたが、なんか、感覚的にも理屈的にもよくわからなかったんですが、最近、なんとなくですが、感覚がつかめてきたような気がします。

キャリアコンサルタントの方のロープレ音声を入手できたので、それを逐語に落とすこともやったりしています。

それと、大学での教科書にあった逐語録を読み返してみたのですが、感覚的に、これが、共感的理解であり、自己一致であり、受容ではないかと感じたので、ここでも書いておきます。

「カウンセリングを学ぶ」、この本、クライエント中心療法を中心に書かれているもので、もちろん、クライエント中心療法の理論も詳細に解説されているのですが、カウンセリングをどう学んでいくのかについても、非常に詳しく書かれています。

キャリアカウンセリングの本ではなく、どっちかというと、臨床心理の方だと思いますが、ホンモノのクライエント中心療法が何かということはこの本を読むとよくわかります。

折衷・統合派やマイクロカウンセリング、キャリアカウンセリングをクライエント中心療法だというひともいたりしますが、それは違います。これらはクライエント中心療法ではありません。

それは、この本を読むとよくわかるのですが、クライエント中心療法はロジャーズの必要十分条件だけでいいんです。マイクロカウンセリングの積極技法も、システマティックアプローチも必要ありません。

今後、混乱しないためにも、キャリアコンサルタントを目指すものとしては、自分がやっている、やろうとしているのはクライエント中心療法ではないことは自覚しておく必要はあるんでしょうね。

受験票が届きました

先週土曜日に受験票が届きました。ウエブで提出した書類に不備はなかったようで、まずは一安心。これでいちおう試験を受ける権利は認められたことになります。

私はJCDAにしたので、学科・論述の翌週日曜日が面接になりました。

これから、スクールでの直前対策、面接対策とスカイプでの指導も、もう一回、お願いしました。

学科はスクールでの対策でカバーし、論述と面接に時間をかけたいと思います。


模擬試験を受けました

昨日、通っているスクールの模擬試験があり、受験してきました。

午前、学科、午後、論述、で、面接の模擬試験はありませんでした。

解答用紙は回収され、後日、採点して返却されます。試験終了後、解答が配布されるので、自己採点したところ、学科は88パーセント、論述は60パーセント取れてるかどうか、というところでしょうか?

論述は、対策講座も受けましたが、いまいち採点基準がわかりにくく、何をどう書けば得点できるのかが見えないんですね。

学科は過去問を解いているので、どうにかなるかなぁとは思ってますが、論述も自己採点で60パーセントと思っていても、上下はあるかなと考えています。

ただ、昨日、試験後の解説を聞いて、少しヒントはいただきました。

面談の流れに沿っているかどうか。そこが判断の分かれ目のような気がしています。

面談するにあたりキーワードである、受容、共感、一致、自己探索、自己理解、自己概念、伝え返し、開かれた質問、要約などの技法。このあたりが逐語を通して判断できているかどうか。

ただし、それが判断できるだけでなく、客観性を持った文章で、根拠を示しながら、解答できるかどうか。

どうやら、そのあたりを50分という時間で処理できる必要があるように思います。

論述は最低40パーセント取らないと、いくら面接が高い得点でも、足切りされます。40パーセントだと面接は70パーセント取る必要があり、相当キツくなります。

あるサイトでは、論述は8割目指そう、みたいなことが書かれていて、ちょっと、びっくりしたんですが、確かに8割取れれば、面接は50パーセントでも合格ラインには到達するので、気持ち的には楽ですよね。


これから2週間で、どこまで論述の得点力をあげられるかが課題です。