シャインの謙虚なコンサルティング
謙虚なコンサルティング――クライアントにとって「本当の支援」とは何か
- 作者: エドガー・H・シャイン,金井壽宏,野津智子
- 出版社/メーカー: 英治出版
- 発売日: 2017/05/17
- メディア: 単行本
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クライエントへのアプローチ
周囲や出来事の話ばかりで、自分の考えや気持ちを出さない、逆に感情が爆発して話のつじつまが合わない、話の流れはいろいろ想定できるのですが、カウンセラーとしてどのようにアプローチしていくのかは考えどころだろうなと思います。
人を動かす対話って?
- 作者: 岡田尊司
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2011/10/15
- メディア: 新書
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逐語録を読む
- 作者: 佐治守夫,岡村達也,保坂亨
- 出版社/メーカー: 東京大学出版会
- 発売日: 2007/05/24
- メディア: 単行本
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論述、面接の学習に逐語録の読み込みは必須だと思っています。
応用実習でも逐語録は作成しましたが、なんか、感覚的にも理屈的にもよくわからなかったんですが、最近、なんとなくですが、感覚がつかめてきたような気がします。
キャリアコンサルタントの方のロープレ音声を入手できたので、それを逐語に落とすこともやったりしています。
それと、大学での教科書にあった逐語録を読み返してみたのですが、感覚的に、これが、共感的理解であり、自己一致であり、受容ではないかと感じたので、ここでも書いておきます。
「カウンセリングを学ぶ」、この本、クライエント中心療法を中心に書かれているもので、もちろん、クライエント中心療法の理論も詳細に解説されているのですが、カウンセリングをどう学んでいくのかについても、非常に詳しく書かれています。
キャリアカウンセリングの本ではなく、どっちかというと、臨床心理の方だと思いますが、ホンモノのクライエント中心療法が何かということはこの本を読むとよくわかります。
折衷・統合派やマイクロカウンセリング、キャリアカウンセリングをクライエント中心療法だというひともいたりしますが、それは違います。これらはクライエント中心療法ではありません。
それは、この本を読むとよくわかるのですが、クライエント中心療法はロジャーズの必要十分条件だけでいいんです。マイクロカウンセリングの積極技法も、システマティックアプローチも必要ありません。
今後、混乱しないためにも、キャリアコンサルタントを目指すものとしては、自分がやっている、やろうとしているのはクライエント中心療法ではないことは自覚しておく必要はあるんでしょうね。
模擬試験を受けました
昨日、通っているスクールの模擬試験があり、受験してきました。
午前、学科、午後、論述、で、面接の模擬試験はありませんでした。
解答用紙は回収され、後日、採点して返却されます。試験終了後、解答が配布されるので、自己採点したところ、学科は88パーセント、論述は60パーセント取れてるかどうか、というところでしょうか?
論述は、対策講座も受けましたが、いまいち採点基準がわかりにくく、何をどう書けば得点できるのかが見えないんですね。
学科は過去問を解いているので、どうにかなるかなぁとは思ってますが、論述も自己採点で60パーセントと思っていても、上下はあるかなと考えています。
ただ、昨日、試験後の解説を聞いて、少しヒントはいただきました。
面談の流れに沿っているかどうか。そこが判断の分かれ目のような気がしています。
面談するにあたりキーワードである、受容、共感、一致、自己探索、自己理解、自己概念、伝え返し、開かれた質問、要約などの技法。このあたりが逐語を通して判断できているかどうか。
ただし、それが判断できるだけでなく、客観性を持った文章で、根拠を示しながら、解答できるかどうか。
どうやら、そのあたりを50分という時間で処理できる必要があるように思います。
論述は最低40パーセント取らないと、いくら面接が高い得点でも、足切りされます。40パーセントだと面接は70パーセント取る必要があり、相当キツくなります。
あるサイトでは、論述は8割目指そう、みたいなことが書かれていて、ちょっと、びっくりしたんですが、確かに8割取れれば、面接は50パーセントでも合格ラインには到達するので、気持ち的には楽ですよね。
これから2週間で、どこまで論述の得点力をあげられるかが課題です。